【公開フォーラム】
森林総合研究所が本町の照葉樹林で調査を始めて30年が経過したことを記念して、11月30日、公開フォーラム「綾照葉樹林の生物多様性と恵み」が開催されました。
高年者研修センターには、現場で調査を行っている研究者や「綾の照葉樹林プロジェクト」関係者など、町内外から約150人が集まりました。
フォーラムでは専門家による研究の成果報告や本町と対馬の照葉樹林の比較などをテーマにした5つの講演が行われたほか、「照葉の森が育む山のくらし」と題したトークセッション、大学・研究機関や地元中学生らによるポスターセッションが行われ、参加者間で意見交換や交流が図られました。
そのほか、川中神社に伝わる「綾神楽」の復元プロジェクトによる神楽舞の奉納や照葉樹林食文化を体感できる交流会、森林総合研究所の調査地の散策などが行われ、本町の照葉樹林の豊かさや恵みに触れる良い機会となりました。
【クリーンアッププロジェクト】
綾ユネスコエコパーク照葉樹林クリーンアッププロジェクト(24時間テレビチャリティー委員会主催)は12月1日、川中自然公園周辺ほかで行われました。町内外から参加した多くのボランティアがペットボトルなどや不法投棄された洗濯機などを回収、集まったゴミは2トンダンプ車の荷台1.5台分にもなりました。
清掃活動の後は早川農苑で有機野菜たっぷりの昼食をとり、多くの参加者から「来年もぜひ参加したい」との声が上がりました。次回は令和2年10月に実施が計画されています。